今回ブログを担当します。
3年の石田ひなはです。
まず、6/16〜6/17に行われた高校総体中国予選の結果を報告します。
6/16 準決勝vs高川学園 0-1
上記の結果により、高校総体出場の道は途絶えました。
6/17 3位決定戦vs鳥取城北 2-2(延長あり、PKなし)
以上の結果により今大会を同率3位で終えました。
応援してくださった方々、運営の方々、多方面で私たちをサポートした頂いた皆様、本当にありがとうございました。
本当に私たちはサッカーを楽しんでいるのか、やりたいサッカーはどんなものか、どこを見て何を目指しているのか、サッカー以前に大切にすべきものはなんなのか。
たくさんの人から今大会に対しての意見をもらい、自分自身改めて考えるきっかけになりました。
「星の王子さま」という童話をご存知の方も多いと思います。
童話の中にこんなセリフがあります。
『大切なものは目には見えないんだよ」』
サッカーしている以上、負けていい試合はないですし勝ちたい、タイトルを獲りたいと渇望することはサッカー選手として当たり前の感情だと思います。
例えばタイトルをとったことで人生において一体どんなメリットがあるのだろうかと考えた時、その瞬間では勝てたこと、優勝できたことがとても嬉しいと思うかもしれない。
ただ、それは目に見えるもの、わかりやすいもの。その程度の価値のものです。
何を本当の喜びと捉えるかは人それぞれですがきっと、タイトルを獲ったという事実よりも、自分自身が成長してこのチームを勝たすことができたと実感した時に、最高の喜びを感じるのではないかと思います。
これ"も"目には見えないことです。
皆さんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
世界大会で優勝した選手がいたとすれば、この人はどんな努力をして来たんだろう、どんな生活を送って今の自分を手に入れたんだろう。
自然とテレビの画面からの情報だけどは得られない部分を想像したことがあるはずです。
では、この人を支えている人たちはどんなサポートをしているのだろう、どれほどの時間をこの人に費やして共に戦っているのだろうと想像している人はどのくらいいるのだろうかと考えました。
少なくとも私はそういった視点でテレビを見ていたことは今までになかったと思います。
表舞台に立つ人々のことに想像を巡らすのは容易ですが、その裏側で支える人々にどれほどの関心を持ち、感謝を伝えることができているのか伝えている"つもり"にはなっていないか。
いや、裏側ではないです。
私の1番身近にいるサポーター(親)もちゃんと同じくらいの熱量で共に戦ってくれています。その熱量を表す土俵が違ったとしても、いつも私に力を与えてくれていることを忘れてはいけないと強く感じました。
これ"も"目には見えないことです。
だからこそ、見ようとしなければならないと思います。
親だけではないです、仲間がいなければサッカーはできないし楽しめない。
ボールがあるからサッカーができる。
サッカーを全力でできる環境がある。
どれをとっても素晴らしいことなのに、いつしかそれが当たり前になっている。
その当たり前がどれほど感謝すべきことかを絶対に忘れてはいけないと思います。
技術の進歩により、今までは手のかかっていたからこその大変さや苦労を知ることができていたのが、今では簡単にできてしまうからこそ目に見えていることだけを信じすぎてはいけないと思います。
『大切なものは目には見えないんだよ』
目には見えないことを見れるか、見ようとするかでこれからの人生は大きく変わると思います。
それは、サッカーにも通ずると思います。
正直な意見を伝えてくれる人がいたからこそ、自らの行動を振り返り考えることができました。
私の考え全てが合っているとは思いませんが、私なりの答えは出すことができました。
これをいつも心に留めて実行できるかどうかは自分次第です。やりきります。
去年のブログに、私たちは日本一を獲ります。
と書きました。もちろん、その気持ちに今もブレはありません。ですが、今年は敢えてこう言いたいです。
私たちは、私たちを表現して勝ちます。
いつも多大なるご支援ありがとうございます。
これからも作陽・ソルフィ共に応援よろしくお願いします!