2019年1月27日日曜日

作陽高校3年間の思い出2

河原 百花
作陽で過ごした三年間は、本当に色々なことがありすぎて、到底ここには書ききれません。自分の頭の中にある全ての記憶を、何か特別な機械を使って文字に出来たらいいのになって思います。(笑)
もし、「この三年間で一番印象に残ったことは?」と聞かれれば、私は100%「今年の選手権です。」と答えるでしょう。それぐらい、三年間で最後だった今年の選手権には全てをかけていました。新チームの目標として「全力制覇」を掲げ、一生懸命に取り組んできた毎日。誰かが下を向きかけた時もみんなで支え合い、励まし合い乗り越えてきました。どんなにきつい練習メニューだって、日本一を取るためだと思って頑張ってきました。
しかし、結果は二回戦敗退。私たちの夢は1月4日に叶わぬものとなりました。試合に負けたあの日からは、自分たちの代として必死に取り組んできたこの一年間は、何だったのだろうかと、正直先が見えなくなる日が何日も続きました。
今までは当たり前だったことが当たり前ではなくなり、日常が日常ではなくなり、少し寂しさを感じています。
しかし、一つだけはっきり言えることがあります。
この三年間やってきたことに対して後悔は全くしていません。

監督、コーチ、先輩に沢山怒られながらも、自分の中で試行錯誤を繰り返して一生懸命取り組んできた一年生。
学年が一つ上がり、立場が変わって、苦労がさらに増えた中で、自分のこととチームのこと、勉強とサッカーを上手く両立しながらやってきた二年生。
そして、三年間で一番、サッカーというものに頭を悩まされ、今までのサッカー人生で一番、サッカーが大好きになった三年生。
今でも、自分が気が付かなかった別の視点からもっと出来ることはなかったのかと、ふと考えるときはありますが、毎日全力で取り組んできたからこそ、この結果でも全く後悔せずにやり切ったと心から思えています。

出来ないことから逃げずに挑戦し続けることの大切さと大変さ。
常に笑顔でいることの難しさと偉大さ。
作陽での三年間でゴピさんから教わったことは、これからの人生において一生の宝物です
これから先、いつか絶対にゴピさんに恩返しをするために、選手権での「負け」を、私のサッカー人生においての「通過点」として、新たな目標に向かって、もっともっと上手くなれるように頑張っていきたいと思います。

最後になりましたが、私たちを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。私たちが最後の最後まで自分たちらしくプレーすることが出来たのも、皆様の支えがあってこそだと思っています。現在、新チームがスタートし後輩たちも、もがき苦しみながら一生懸命頑張っていますので、今後とも作陽の応援をよろしくお願いします。


鈴木 はな
 私は、三年間でサッカーはもちろん精神的にも成長することができました。
苦しいこともありましたが、それ以上にとても楽しかったです。作陽に入学していろいろなことを共に乗り越える仲間や、いつも厳しいけれどとても愛情がある監督に出会えて本当に良かったです。
 インターハイや選手権を通して、本当にたくさんの方に応援していただいていることを実感し、みなさんの応援が私の頑張れる源でした。
 全国制覇をすることはできませんでしたが、最高の仲間と最幸の三年間を過ごすことができ幸せです。
本当にありがとうございました。

中林 美南海
 一生に一度の高校生活を作陽高校で過ごすことができて心から良かったと思います。
私は、『全国大会で優勝する』という目標を持ち、それを叶えるために作陽高校に入学しました。一年生、二年生の時は尊敬できる先輩方がいて、毎日色々な場面で沢山の刺激を受けることができました。三年生になり、自分たちが自分たちの学年の色を出しながらチームを引っ張る立場になりました。私は、副キャプテンも任されました。後輩たちから見て、お手本となるような先輩になれていたかは分かりませんが、毎日全力でサッカーに向き合っていました。日本一を取ることはできなかったけど、作陽でのサッカーは日本一楽しいサッカーでした。そう思えるのは、今までの先輩方、同期、後輩、そしてスタッフという最高のメンバーに出逢えたからです。
 大学生になっても作陽高校で過ごした日々を忘れず、もっと努力して更に上に行きたいと思います。これからも作陽高校の応援をよろしくお願いします。

四海 真結華
 作陽高校での3年間はとても濃い時間を過ごせたと思います。
 今年はソルフィオーレというクラブチームができ、私は3年生の途中からそのクラブチームに入りました。U-18女子サッカー選手権大会中国地域予選会に出場し、決勝戦まで行くことができましたが、負けてしまいました。でも、最後まで諦めずに走ることができたし、私の全てを出し切ることができたので、悔いは全く残ってないです。私はこの大会に出場させてもらい、全国大会出場をかけた独特の緊張感を経験させてもらいました。また、私は思ってることを伝えるのが苦手で、あまり自分の意見を言わなかったのですが、プレーが合わなかった時とかに、自分はこうしたかったって言うのが相手に伝わらないので、その伝えるという部分は、この大会だけでなく、高校3年間でとても成長したと感じています。
 この高校3年間で、上記のことだけでなく、たくさんのことを経験させていただき、成長することができました。このことを大学で生かして行きたいです。